目次
Apple Payとは?
Apple製品であるiPhoneとApple Watchで決済するApple Payは、支払いしようするカードを登録するところから始まる。カードを取り出す事なくかっこよくApple Payを使いこなすと利口である。
Apple PayはApple製品が提供する支払いの機能に過ぎないので、別途電子マネー決済ができるカードの登録が必須となる。決済のときに「Apple Payで」と言っても支払いする決済の手段がお店の人に伝わらないので注意したい。
電子マネー決済手段には種類が複数ある
余談だが、電子マネー決済の種類を、「支払いをする客が選ぶ」というラーメン屋がかつて(2018年秋頃)あった。Apple Payであってもどれで決済するのか訳がわからない人だと厄介である。 つまり、Suicaなのか、QUICPayなのか、iDなのかがわからないと決済手段が選べない。
※ Suica(スイカ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が発行し、JR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道が発売するサイバネ規格準拠のICカード乗車券です。
※QUICPay及びQUICPay+は、ジェーシービー(JCB)の登録商標です。
※「iD」は株式会社NTTドコモの商標です。
QUICPayを使い始める
筆者は、Apple Watchを使い始めて(2016年)、初めてApple Payが使えるようになったので、SAISONのクレジットカードを登録した。手順は覚えていないが、SAISONの推しがQUICPayなので、Apple Watchをカードリーダーにかざす前に「クイックペイで」と必ず宣言する。
ところが、電子マネー決済とはいえ、すべての決済手段を具えている店はまだ少ない。私が行きつけの美容室では、QUICPayは使えない。Apple Watchを付けているのに現金で決済するという情けない状況に。 しかし、その美容師さんは「iPhoneでiD決済したお客様がいましたよ」というのである。 「そうか、QUICPayではなくて、iDで決済すればいいのか!」と閃いて、
SAISONカードでiD決済する方法を調べてみた。
QUICPay登録のカードでiDの決済
Apple Payでは支払い時にカードを選ぶ仕組みだから、カードごとに別の決済手段を設定するしかない。
iD決済できないのかよ!と落胆したが、改めて持ち合わせのカードでiD決済ができないのか、探してみたら、あった。 ちょうど精算用に作った三井住友銀行のキャッシュカードである。
キャッシュカードでiD使えるの?
銀行で仕方なく作ったはいいものの、こんなの使うか?と思ってカードが入った簡易書留の封筒は未開封だった。もしかして、クレジットカードではないが、キャッシュカードでiD対応しているのかな?と恐る恐る開封しカードを取り出した。 なんと、裏面にiDのロゴがあるではないか!
iDロゴ内の下部にDEBITという記載もある。つまりデビットカードとしてiDで決済できるということである。 iDカード番号が裏面に記載されているので、Wallet手順で入力してみた。
キャッシュカードではApple Payに使えない
このカードはApple Payに使用できません。利用可能なカードかどうか確認してください。 なんじゃそりゃ! よく見ると簡易書留の書類に、カードご利用の前に「会員用WEB」に必ずご登録ください。とある。
これを登録すれば使えるようになるのか?? 結論:使えるようにならなかった。
三井住友カード Apple Payへの対応開始について
※バーチャルカード、銀聯カード、ローン専用カード、法人カード、一部の提携カード、三井住友カードが発行するプリペイドカード、およびSMBCデビットカードなどでは、Apple Payの設定・利用はできません。
2018年11月現在では、原則年会費のかかるクレジットカードでしかApple Payに対応しないみたいだ。
Apple公式サイト
できないということを調べるだけでも3時間かかった。
ただ、この記事が誰かのためになれば、有意義な3時間だったといえるのではないだろうか。
ちなみにこちらから別途 iD 対応クレジットカードを申し込んで対応した。