家庭内のWi-FiおよびLANネットワークでファイル共有する必要がある場合は、筆者の場合滅多にない。
でも、ちょっとこのファイルだけ別のPCにも入れておきたい、などということはある。その際もUSBメモリにコピーして別のPCに挿し直して、USBメモリからファイルをコピーしてやれば、ほとんどの場合、事足りる。
ただ、同じローカルネットワークに接続したPC同士でデータの移動ができないままなのはスマートではない。筆者の場合はゲーミングPCはWindows、そしてサブマシンにMacBookを使用しているが、取り急ぎの際、USBメモリでデータを移動していた。これを何とかしようと考えてファイル共有する方法を調べた。
なんで今までやらなかったのかといえば、無精と怠惰に身を任せていた。(だってUSBメモリで十分なんだもん)
10年前にもやったことあるし、ちょっと調べれば楽勝だろう、と思っていたが、意外と難しかったので、備忘録をここに記す。
フォルダを右クリック→プロパティ→共有→詳細な共有→アクセス許可→追加
から、Windowsで利用している接続を許可したいユーザーのMicrosoftアカウントを追加する
macOSのシステム環境設定→共有→ファイル共有:オン→オプション→SMBを使用してファイルやフォルダを共有にチェック
まず、WindowsのIPアドレスを調べる必要がある。
Windowsからcmdと検索して、コマンドプロンプトを開き、ipconfigと入力し、Enterキーを押す。
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 192.168.*.**
IPv4 アドレスの項目がローカルネットワークで使用するIPアドレスだ。
次にmacOSの『Finder』→『移動』→『サーバへ接続』を選択する。
表示されたダイアログで、smb://192.168.*.*の数字のところにWindowsのIPアドレスを入力する。
接続をクリックして、サーバ用の名前とパスワードを入力する。
WindowsからmacOSを参照する際にもmacOSのIPアドレスを調べる必要がある。macOSのIPアドレスはシステム環境設定からネットワークを選べばすぐにわかる。
macで調べたIPアドレスを、Windowsのエクスプローラーに入力する。なお、入力書式は以下である。
¥¥192.168. *. *
ネットワーク資格情報の入力ダイアログが表示されるので、macOSで利用しているユーザ名とMacにログインする際に利用しているパスワードを入力する。
システム環境設定→ユーザとグループ→鍵のロック解除→ユーザを選択して「control」キーを押しながらクリック→詳細オプション
鍵をアンロックするために、macOSで使用している管理者の名前とパスワードを入力する。macOSのログインと同じである。次にユーザを選択して「control」キーを押しながらクリック→詳細オプション
表示されたホームディレクトリからユーザ名アルファベットを知ることができる。
このアルファベットがWindowsからmacOSへログインする際のユーザ名となる。嫌がらせかというほどわかりづらいが、MicrosoftとAppleは別会社なので分かりやすくしろ!と怒ったところで仕方ない。相互にファイル共有ができるだけよしとしよう。
実はWindowsからmacOSにログインできなくて3時間ぐらい探しまくって山勘で引き出したのが上記ユーザ名の罠であった。
以上、macOSとWindowsで相互にファイルを共有する方法でした。